女子プロゴルファーの笠(りゅう)りつ子さんが、NOBUTAグループマスターズGSレディースの会場において大会関係者に対して暴言を吐いた問題。彼女は暫くツアー参加を自粛することになりました。
事の発端はお風呂にタオルが無かったことから始まったのですが、それで暴言とはかなりイライラしていたのでしょうか。
笠りつ子さんが自粛を発表したことで、LPGA(女子プロゴルフ協会)の対応に対しても批判が上がっているようです。
しかし、今は事実関係をしっかり調査していると思われますし、処分に対しても慎重に審議されていると思います。どのような処分が下されるのか過去の事例から推測してみます。
女子ゴルフ不適切発言で笠りつ子選手の処分は?
調べたところ以前に男子ゴルフ界では暴言を発したことで処分を受けた方はいますが、女子プロゴルフ界では初めてのようです。
処分を受ける例として、(自己申告や他者からの指摘などありますが)よくあるのがスコアの申告ミスです。その他あるのは遅延プレーとみなされる罰、またこれを不服として棄権したことで罰を受けるなど 、プレー自体に関することで処分を受けることがあります。
その場合、数試合の出場停止処分となることが多いようです。今回は暴言の内容がひどかったことや、女子プロゴルフ界が盛り上がっている中に水を差すような行為。また、スポンサーやファンの期待を裏切る形となった為、それよりは重い処分になるのではないでしょうか。
ただし、批判に便乗するのはいけませんし、選手生命を絶つような処分は誰も望んでないはずで、あってはならないと思います。
過去に暴言を吐いた選手の事例より推測できること
先ほど、男子ゴルフ界ではと述べましたが、その元祖は丸ちゃんこと丸山茂樹選手です。
これまでの彼の語録を調べたところ「こんなクソ小便コースでやってられるか」とありました。これは完全にスポンサー批判ですよね。これで罰金20万円だったそうです。
また、ギャラリーの野次に対し「この野郎、1000万円くれてやるからお前がうってみろ!」とキレてしまったそう。
他にも外国のツアーで「f」から始まる相手を挑発する言葉を発するなど、一度だけではなかったようです。試合の規模が大きい程、罰金の額が多いそうですが、それでも今までの罰金はトータルで300万円だそうです。
そして、もう一人記憶に新しいのは片山晋呉選手です。この時もプロアマ問題としてかなり話題になりました。一緒にラウンドしたアマチュアの方に暴言を吐き、怒らせてしまいました。それでも罰金30万円と厳重注意処分と大騒ぎになったにしてはその程度のものでした。
これらのことから判断してLPGAからの処分はそこまで重い処分にならないような気がします。女子より重く男子と同等の処分となるとなかなか判断が難しくなってきました。
平等性を保つ為に慎重な判断が必要とされるようで、続報を待ちたいと思います。
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