野球世界ランクで日本が1位の理由は?強いのはトップチームだけじゃない

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WBSC主催のプレミア12が現在行われていますが、稲葉監督の侍ジャパンは順調ですね。どんなスポーツでもやはり日本が勝つと嬉しいものです。

現在(2019年11月)、野球の世界ランキングで日本は1位なんですが、実際のところどうなんでしょうかね。なんとなくアメリカとかドミニカなどの中南米の国の方が強いイメージがあるのですが。

そもそも1位なら今回のプレミア12もぶっちぎりで優勝して欲しいところです。しかしよく見ると1位なのは「野球世界ランキング」であり「(稲葉監督率いる)トップチームが1位」というニュアンスではありませんよね。

思いだせば前回と前々回のWBCで日本は決勝に行っていませんから、なぜ1位なのかよくわからないですよね。どういうこと。

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野球の世界ランキングで日本が1位の理由は?

世界ランキングはWBSC(世界野球ソフトボール連盟)のランキングで、もちろんポイント制です。

ポイントは細分化されていて大会の規模によりポイントが数倍になったり、逆に大会の参加チームのランキングにより減少したりもします。

そして、U-23(U-21)、U-18、U-15、U-12の各ワールドカップの成績もポイントに加算されます。実はここに日本が1位になる理由がありました。

世界ランキングはトップチームの成績ではなくて、各年齢層も含めたトータルでの野球の強さなんです。

実際に日本は昨年(2018年)の9月時点ではランキング2位でしたが、U-23が10月にワールドカップで2位になったおかげでポイントを獲得し1位に浮上したのでした。

強いのはトップチームだけじゃない

先ほど述べましたU-23~U-12とトップリーグ全ての層の日本代表のことを「侍ジャパン」と呼びます。

ではここでざっくりと各層の侍ジャパン戦績を紹介します。

WBSC U-23(旧21)ワールドカップ 2014年準優勝、2016年優勝、2018年準優勝。強いですね、直近は稲葉監督です。

WBSC U-18ワールドカップ 2015年準優勝、2017年3位、2019年5位。日本はこの大会で5回優勝しています。

WBSC U-15ワールドカップ 2014年7位、2016年準優勝、2018年5位。
WBSC U-12ワールドカップ 2015年6位、2017年4位、2019年準優勝。

とういう風になっています。年齢が上がるにつれて日本の野球は強くなっていくイメージですね。

いかがでしょうか、これこそ全員野球ということじゃないですか。

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プレミア12で優勝して欲しいが、MLBは不参加の背景

じつは今回のプレミア12にはアメリカ代表にはメジャーリーガーが一人もいません。0人ですよ。

そういえば、侍ジャパンにもダルビッシュ選手やマー君、マエケンも不参加です。というかMLBが参加しないと決めてしまったのです。

言えばきりがなくなってしまうのですが、仮にプレミア12で優勝したからと言って、ほんとうの強さかどうかなんてことささやかれかねませんね。

いや言う人いますよね。

でも2位じゃだめなんです。応援しましょう!

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