東北楽天ゴールデンイーグルスの次期監督が三木肇氏に決まりました。
個人的には楽天生え抜きの平石監督が若くてカッコ良くて好きだったのですが、石井一久GMの強い意向?のようなので仕方がありません。
それよりも三木監督が有能なので早く一軍の監督を任せたかったのでしょうね。
その三木肇監督が評価されている理由を調べてみました。
三木肇が有能と言われるのはなぜ?理由はヤクルトのコーチ時代にあった
三木監督はヤクルトスワローズの1軍作戦兼内野守備走塁コーチに就任し「チームの頭脳」と呼ばれた方なんです。
当時のヤクルト真中監督からの信頼が厚く、2015年のリーグ優勝に貢献しました。
また、選手ひとりひとりの特徴を見出し、それぞれに合った練習や方針を決めるようで、選手からの信頼も厚いのです。
極み付きで言えば、ヤクルトの山田哲選手が2年連続トリプルスリーを達成した時は
「三木さんのおかげ」
であると発言していることからも察することが出来ます。
山田哲を作ったのは三木肇
といっても過言ではないでしょう。それゆえに有能だと言われるのです。
2軍監督時代の成績やエピソード等
三木肇さんは楽天の2軍監督は2019年からです。
2018年までヤクルトのコーチをしていたのですが、
石井一久GMとはヤクルト時代の先輩後輩の仲でもあることから引き受けたようです。
そして今期の2軍の成績はどうだったかと言うと、
イースタンリーグで優勝
しております。
ちなみに前年は5位でしたので、プロは結果が全てですから、三木監督の力は間違いないようです。
それにしても三木肇って言われても正直
現役時代の活躍を私は知らない・・・
ですから、こちらも少し調べてみました。
三木監督は大阪の上宮高校の出身。
上宮と言えばやっぱり元木大介さんが有名ですよね。
ちなみに元木さんの方が学年でいうと6コ上です。
三木さんも高校時代には高校通算23本塁打を記録したバッターだったんです。
知らなかった。
これくらいないとプロにはなれないですよね。
凄い成績だったのでヤクルトにドラフト1位で入団してます。
ただ、プロに入ってからの成績は故障もあったせいかあまり振るわず
レギュラーを獲得できなかったようです。
プロの世界は厳しいっ。
13年選手生活を送りその後最後にいた球団日本ハムの二軍内野守備走塁コーチに就任しました。
日本ハムのコーチ時代が本当の原点
三木監督が有能と言われるのには”ヤクルト時代が”って最初に言っちゃったのですが、
本当の原点は日本ハムのコーチ時代にあると言われます。
日ハム黄金期の育成は選手だけでなく、コーチも育成していました。
如何に選手と向き合い、コミュニケーションを図り、
その成果が必ず良い結果として生まれるというようなこと。
なんでもそういった自身の行動などを営業マンのように
日報を作成、
毎日提出していたのだとか。
私にはちょっと出来そうもない話なんですけど、この日報を出すことで指導者として成功できたとおっしゃっています。
素晴らしいです。
その時のエピソードがひとつ
今や日本の4番打者とも言える日本ハムの中田翔選手が入団2年目の時、三木さんは彼の指導役となりました。
中田選手が高校卒業して2年目で木製バットになれず、怪我もありかなり精神的にも悩んでいたそうです。
その時に三木コーチが徹底的に話し込み悩みを解決してあげたそうです。
中田選手も「今あるのは三木さんのおかげ」と発言しています。
中田選手って入団したばかりの時ってやんちゃ感が抜けてなかったのを覚えてます。
まだ、結果を出してないのに終盤の清原選手みたいな風貌だった印象を記憶してます。
あんな彼を目覚めさせたのが、三木さんだったとは。
素晴らしいですね。
このエピソードも三木さんが有能だと言われる理由のひとつです。
ここ数年パリーグは西武とソフトバンクしか目立ってませんから、来年の楽天はかなり期待が持てそうですね。
※追記
そうこういっていたら2020年すこぶる調子がいいですね。
ワタクシ福岡ケンミンなので大声で言えませんが、
こっそり応援しています。
いえ、そ~と~応援しています。
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