栄和人さんが至学館大学の監督に2019年12月から復帰されることとなりました。
選手からの要望だということで、パワハラ問題はあったものの多くの選手からは指導者としての実力があったからだと思います。
ということであらためて栄監督と呼ばせていただきましょう。
ところで前々から思っていたのですが、栄監督の耳って餃子みたいにぷくぷく美味しそうなのですが、どうしたんでしょう。少し心配なので調べてみました。
栄和人の耳が腫れているようで心配!
栄和人監督の耳は耳介血腫(じかいけっしゅ)と言い、現役時代レスリングを相当練習した証であります。
餃子耳や柔道耳などと呼ばれたりしますね。これは耳が圧迫されたり、擦れたりなど刺激を与えられた時に腫れてしまいます。腫れるということは血液がたまっていくということです。
その状態を毎日繰り返していくと腫れた状態が続いてしまします。
栄さんはあの風貌から監督となってから有名になった感じがしますが、やはり若い時はレスリングの選手で日体大出身で全日本大学選手権で優勝している名選手だったんですよ。
ソウルオリンピックにも出場していますしね。
ちなみにレスリング選手だけでなく柔道選手にもこの耳になっている方が多いです。
レスリングで耳に刺激が当たるのはいつ?
ではレスリングで耳が圧迫されたり、擦れたりするタイミングっていつなんでしょう。
柔道だと抑え込みとか投げられた時に畳でするのかなあ、というイメージがありますが。
レスリングで一番耳が擦れるタイミングは相手と組み合う時にあります。組む時に相手の脇腹あたりに頭を持っていきますよね。
あの時の衝撃が一番大きいようです。何度も何度もタックルしていれば耳に負担がかかるのはわかるような気がします。
レスリングをすれば誰でもなるの?
ではレスリングや柔道をすれば誰でもなるのでしょうか。
この答えはNOです。
たとえば習い事で週に数回習いに行くことではなりません。この耳介血腫は簡単にはならないのです。
また、中学や高校の部活だけの3年間でもならないと言われており、最低でも毎日の激しい練習を5年間以上行わないとならないと言われております。
ということで、この耳になっている方は相当厳しい練習を積んできており、相当な強さだと思って間違いありません。
でも実はこの耳介血腫、毎日の練習の後に血を抜いたり、アイシングをしてケアを行っていれば腫れた状態は続かないのですが、それをする時間がない程練習に打ち込んだということになります。
時々ヘッドギアとつけている選手がいますよね。あれも耳のケアと一つです。また、女子選手のトップレベルの人でなっている人とならない人がいますがあれは髪の毛で保護されている為です。
ということで、栄監督は指導者としてだけではなく、プレイヤーとしても相当凄いことがお分かりいただけだと思います。
耳に関しては以上ですが、栄監督が戻ってきてこのままオリンピックにも携わることが出来ることを期待しています。
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