2020年東京パラ五輪で陸上競技しょうがいクラスT64走り幅跳び選手代表の中西麻耶さんの活躍が楽しみです。
早々にパラリンピックの内定を勝ち取って2019年紅白歌合戦の審査員にも選ばれましたね。
中西さんと言えば走り幅跳びの選手だというイメージが強いのですが、正確にいうと陸上競技選手。
ですので、ひょっとすると他の種目でも活躍されているのではないかと思いしらべてみました。
結果、やっぱり凄い方でした。
中西麻耶陸上の日本記録は走り幅跳びだけじゃない?
中西麻耶さんは走り幅跳びの日本記録・アジア記録保持者で、その記録は5m51cm。
そしてその他に、200m走で28秒52の日本記録を持っていました。これは2008年5月の記録なので中西さんが陸上を初めてすぐ22歳の時。
ポテンシャルが半端じゃないです。
また、100m走でも2009年に一度日本記録を出していましたし、400mでも記録を持っているようです。
凄いですね。
足が速い人って走り幅跳びも得意なんだろうなとは想像つきましたけど、こんなに記録を持っている方だとは思いませんでした。
余談ですが、足の速さと幅跳びというとカールルイスさんを思い出してしまいました。ロサンゼルスオリンピックで確か4冠じゃなかったかな。
100mと200mとリレーに走り幅跳び。彼の走り幅跳びはめちゃくちゃ印象に残っています。空中を走るやつ。懐かしい。
パラ五輪は走り幅跳びだけの出場なのか
となると、他の短距離でも出場するのではないかと期待しますが、どうなのでしょうか。
中西さんは2019年11月ドバイパラ陸上選手権大会において優勝したことで走り幅跳びの代表選手として内定しました。
この大会では100m走に出場したのですが、予選で敗退してしまいました。この時に日本記録保持者の高桑早生選手も出場しましたが、彼女も予選敗退でした。
タイムは高桑さんの方が良かったですし、現時点ではなんとも言えない状況です。内定者はまだ出ていませんが。
中西さんは現在34歳で日本記録を出したのが、22歳とかなり若いころでしたね。ですからスプリンターとしてのピークが過ぎた感は否めないといったところでしょうか。
走り幅跳び以外での出場に関しては続報を待ちましょう。
陸上を始めたきっかけは
中西さんは高校を卒業後は塗装工として働いていたそうです。作業現場で鉄筋が落ちる事故にあい、義足となったとのこと。
ここで中西さんが強いのは、事故にあったのが2006年なのですが翌年には陸上を始めたことです。
上記した日本記録を出したのが2008年なので、陸上を始めてからすぐのことだったということがわかります。
このたくましい精神は半端ないですね。
2020年東京大会、走り幅跳びで6mの記録を出したいと思っているそうです。彼女ならやってしまいそうな気がします。
注目選手の一人なので、これからも応援します!
コメント